大徳寺の中には、塔頭がたくさんあります。
どこに参拝したらいいか?迷いがちですよね。
全部参拝したら結構お金もかかっちゃいます。
そんな方は、ほぼ年中参拝できる龍源院(りょうげんいん)がおすすめです。
小さな寺院ですが、趣の違う4つの庭に虜になる人が多いです。
あまり歴史や庭のこととかわからない!
といったかたでも、その庭園の凛とした雰囲気に思わず息を呑んでしまうでしょう。
この記事では、大徳寺でも特にみどころである龍源院の魅力に迫っています。
参拝料はかかりますが、手頃な料金ですのでぜひ足を運んでみてください。
龍源院
龍源院のみどころ
龍源院は、京都府京都市北区紫野にある臨済宗大徳寺派の寺院になります。同派大本山大徳寺の塔頭です。
大仙院を本庵とする大徳寺北派に対して、南派の法源地本院とされていて、大徳寺の中の最古の寺です。そんな龍源院の見どころをチェックしてみてください。
方丈室中襖絵「竜の図」
圧巻の龍の屏風絵です。
方丈前石庭
方丈前庭は、一枝坦(いっしだん)と呼ばれています。座ってゆっくりと素晴らしい石庭を眺めることができます。
室町時代に建てられた方丈は、国の重要文化財にも指定されています。
阿吽の石庭=阿の基礎石
阿吽の石庭は、正式には滹沱底(こだてい)といいます。
龍吟庭
方丈の北側にあります。こちらにも枯山水庭園がありますが、他と違って杉苔が敷かれています。
また、東滴壺(とうてきこ)と呼ばれる庭で、日本最少の石庭という見どころもございます。
龍源院の拝観料金
大人:350円
高校生:250円
中学生・小学生:200円
電話番号
075-491-7635
車でのアクセス
大徳寺内の寺院になりますので、大徳寺のページに詳しく掲載しています。
まとめ
龍源院は、都会の喧騒を忘れ、雑念が取り払われる魅力があります。
美しい一枝坦は、座って見れるので高齢者の方でも落ち着いて静かに楽しむことができますし、金閣寺や銀閣寺のようにガヤガヤした雰囲気も皆無です。
京都庭園めぐりするなら、外せないスポットといえるでしょう。
大徳寺の中でももっとも美しい庭園とおもいます。
庭園に興味がない方でも一度訪れてみて、何かを感じてほしいところです。