車折神社は「くるまざきじんじゃ」と読み、嵐山と太秦の中間に位置し、今、京都でも話題を集めている神社です。
「金運」「良縁」「学業」の神様をまつる神社で、パワースポットとして人気を博しているわけですが、もっと人気になっている他の理由があります。それは、芸能神社の存在です。
そこで、よく勘違いされる車折神社と芸能人神社との違いですが、単純に車折神社の中に芸能人神社があるのであって、車折神社=芸能神社というわけではありません。
つまり、芸能神社は、車折神社の見どころの一つとして捉えて参拝するとすっきりします。
それほど大きな神社ではないですが、小さすぎる神社でもないです。
車折神社の見どころ
芸能神社
芸能神社は、車折神社の境内の中にあるのですが、芸能・芸術・技芸・人気運の神様として有名で、芸能人もよくお忍びで参拝されている神社です。
車折神社に入れば芸能人の名前が書いた朱塗りのお札(玉垣といいます)が所狭しと飾られていて、圧巻です。
私が参拝した時は、EXILEのAKIRA・MAKIDAI・ATSUSHI、氷室京介、井上真央、市原隼人、かたせ梨乃、里見浩太朗など名だたる有名人の玉垣が奉納されてありました。
玉垣は二年毎の更新になっているようで、以前はあったけど今日来たらなかったみたいな事もあるようです。
主に若い修学旅行生などの人たちが、色々な芸能人の名前を探してテンションを上げている光景を目にします。逆に言うと年配者の方は「???」って感じかもしれません。
清めの社
悪い運気・因縁を浄化し、心身を清めるところです。二礼 二拍手 一礼の作法が基本です。車折神社のパワースポットで、メディアでも度々掲載されているところです。
祈念神石
【おふだ型】
【おまもり型】
【本殿】
車折神社の目玉でもある祈念神石、「きねんしんせき」と読みます。おふだ型(500円)と、おまもり型(700円)が社務所で販売されており、どちらかを授かり(両方でもいいです)、それを両手に挟み、本殿で願い事をすると良いとされています。
おふだ型はの祈念神石は、自宅や会社に持ち帰って、神棚もしくは、「目線より高い位置」に置き、毎日願い事を強く念じるといいみたいです。おまもり型は、財布やカバンに肌身離さず持ち歩きましょう。
後日願い事が叶ったら、自宅や川や山などで石を一つ拾い、その石に御礼の言葉をペンで書き、本殿の前に納めると良いとされています。御礼の言葉はシンプルに「御礼」のみでも大丈夫です。
その際に、本殿の横に「古いおまもりを返す箱」がありますので「祈念神石」はそこに返納しましょう。
御金神社の住所・アクセス
〒604-0042 京都府京都市中京区 西洞院通御池上ル押西洞院町614
車ですと、上記の三条通沿いから駐車場に入ることができます。電車の場合ですと、嵐電(京福電車)・車折神社駅降りて裏参道側の入口があります。
※車の場合、裏側からは入れませんので注意してください。
御金神社の駐車場
無料(20台まで収容)ですが、午後5時までに参拝を済ませて帰りましょう。
まとめ
とにもかくにも、芸能人神社の方が注目されがちですが、車折神社には厄除けの清めの社があり、祈念神石を用いて本殿でお願い事もしっかりとしておくと良いでしょう。
芸能神社は、玉垣を見るだけでも楽しいですが、一般の方でも人気運の上昇を望む方は参拝されるとよいとされています。
若い方は、嵐山で竹林や渡月橋などを満喫されて時間が余るようでしたら、車折神社も予定を入れておくとより一層京都を楽しめるとおもいます。